昨今、日本では少子高齢化が問題となっており、出生率は年々減少、高齢化率は年々増加の
一途を辿っております。
そのため、乳幼児向けの児童養護施設や高齢者向けの養護老人ホーム等の経営をはじめよ
うと検討する方が増えてきております。
しかし、誰でも簡単に設立・経営が出来るわけではありません。このような施設を経営する
ためには原則「社会福祉法人」を設立しなければなりません。そして、社会福祉法人を設立
するには「認可」を受けなければなりません。
認可を受けるためには厳しい要件をクリアし、また、様々な書類を作成しなければならず、
慣れていない方が行うにはかなりの時間と労力を要します。
貴重な時間と労力を無駄にしないために、確実に認可を受けるために、法人の設立は許認可
のプロにお任せしてみませんか?
では、そもそも社会福祉法人とはどのような法人なのでしょうか。
社会福祉法人とは、昭和26 年に制定されました「社会福祉法」により創設されました「社
会福祉事業を行うことを目的として社会福祉法の定めるところにより設立された法人(法
第22 条)」で、公益法人にあたります。
社会福祉法に規定されております事業は第1種社会福祉事業および第2種社会福祉事業と
なっており、具体例は下記の通りです(法第2 条)。
第1種社会福祉事業
特別養護老人ホーム
養護老人ホーム
児童養護施設
知的障害者更生施設 等
第2種社会福祉事業
老人居宅介護事業
保育所の経営
身体障害者・知的障害者の居宅介護
児童自立生活援助事業 等
また、社会福祉事業に関係のある公益事業や、収益を社会福祉事業や公益事業に当てること
を目的とした収益事業も営むことができます。
そして、社会福祉事業に関しては多くの税制優遇を受けられるようになっております。
社会福祉法人の設立認可を受けるためには、様々な厳しい要件をクリアしなければなりま せん。まずは現状を把握し、何をしなければならないのか検討する必要がございます。 また、事業によっては株式会社等でも行えるものもございますので、社会福祉法人を設立す る以外の方法もご提案できる可能性もございます。 社会福祉法人の設立をお考えの方、社会福祉事業を行いたいとお考えの方、まずはお気軽に ご相談くださいませ。